さはら整形外科の内科は、痛風を中心とした高血圧･高脂血症･糖尿病といわれる生活習慣病を治療すると共に、生活習慣の改善を行っております。

痛風は、昭和初期にはまれな疾患でしたが、近年食生活が欧米化し多彩なストレスにさらされて日本でもかなりポピュラーな疾患になってしまいました。痛風は、プリン体の代謝産物(分解することで出来る)である尿酸が、体内に蓄積し高尿酸血症の次の段階として起こってきます。人間ドックの受診率が高くなってきており治療においても今までのスタイルではなく、患者様に治療方法の選択肢を提示し長期継続していただける治療を行っております。具体的には薬物のみで治療を行う・生活習慣のみを改善し薬物を用いないで治療を行う・その中間をとる治療など患者様に長期続けていただけるように心がけ治療に取り組んでおります。

1.生活指導
水分摂取を最低で2リットル/日以上を数回に分けて飲み、夏の多汗時には尿色・尿排泄回数をチェックし、早めの水分摂取を心がけていただきます。アルコールについては量はもちろんのこと回数(日数)を減らすようにし、食事は偏らず、肥満傾向の患者様はカロリーを押さえるようにしていただきます。

2.生活指導＋薬物療法
この治療法が一般的であり、薬物量を最小限と生活スタイルを無理なく改善し食事については、自己判断の幅をおくようにしてください。

3.薬物療法
生活改善が難しい場合には強固な薬物療法が必要になります。内服を徹底する必要があるため、導入前にしっかりとした説明を行い、患者様にどのような薬を飲んでいるかを理解していただきます。